関東平野の最北部、下野国(栃木県)
清らかな水と豊かな土壌がはぐくみ、
冬の寒風、夏の温暖な気候が作物を鍛え、
つくり手が手掛けた風味豊かで力強い素材。
わかやまの職人がそこに少しだけ技をつかって
生まれたお菓子です。
若山農場
関東平野の北部、日光連山を後ろに控えた宇都宮市において、約24ヘクタールほどの圃場を有しております。
この地で、親子三代に亘り百年余、先代の『農業とは土づくりに在り』の言葉を信条に、無農薬・有機栽培の自然循環型農法をこころがけ、竹と栗を中心に作り続けています。
- 商品:御栗
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『御栗』には、果実が大きく風味が良い若山農場の和栗を使用しています。無農薬、有機肥料にこだわり、枝の隅々までたっぷり日の光を浴びるよう剪定し、丹精をこめて栽培しています。
収穫したクリは通常行う薫蒸をせず、すぐに冷凍保存し糖化させ、また、一年中獲りたてのクリのおいしさを味わえるようにしました。 また、皮むきは通常、機械で行っておりますが、どうしても皮の渋味が残ります。『御栗』は職人が皮が入らいよう一つ一つ手作業でくりぬき、純粋な和栗の身だけを使用します。そこに、砂糖をほんの少しだけ加え、風味をそこなわないよう火加減を調整しながら熟練技で練り上げます。和栗本来の優しい香りと濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。
ファームおのぐち
宇都宮市の大谷地区で、15ヘクタールもの農場でさつまいもを生産しています。
品種は紅あずま、紅まさり、紅はるか、シルクスイート、パープルスイートロードなど様々。
大谷石採掘場跡地の地下倉庫で一定期間熟成させることで糖度をアップさせています。
- 商品:うつのみや金時甘いもすいーとぽてと
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さつまいも本来の味が楽しめる金時芋が使われた贅沢なすいーとぽてとです。大谷石採掘場跡地の地下倉庫で一定期間熟成させることで糖度をアップさせた蔵出し金時芋(宇都宮産)を100%使用しました。
金時芋の特徴であるしっとりと濃厚な味を楽しめるスイートポテトに仕上がっています。
床井柚子園
宇都宮市北西部の新里(にっさと)地区で栽培される柚子は、『宮ゆず』と呼ばれています。冷涼な気候の北関東の北方の柚子として、寒風と太陽にはぐくまれ肉厚になった果皮は香りが強く、健康成分もたっぷりです。
柚子生産者「床井柚子園」2代目の床井光雄さんの宮ゆずは、ひとつひとつに太陽の光が当たるよう丁寧に栽培されています。 令和元年11月皇位継承に伴う「大嘗祭(だいじょうさい)」へ奉納されました。 昨今では県外のレストラン・ホテルの料理人から注目を集めていますが、市場には流通しておらず「幻のユズ」とも呼ばれております。
- 商品:宮ゆず丸ごと羊かん
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宮ゆずを使った全ての製品にもこだわりを持つ床井柚子園さんと当社で開発を進め、料亭で人気の「ゆず窯」(果実をくり抜き、果皮にカズノコなどを詰めた料理)をヒントに生まれたのが、宮ゆず丸ごと羊かんです。
肉厚で香り高い宮ゆずの果肉をくりぬき、できるだけ柔らかく糖蜜で果皮を煮込み、ゆず窯をつくります。そこにゆず果肉から作った熱々の羊かんを流し込みます。何度も試行錯誤を重ね、ようやく辿り着いたこだわりの製法です。常連のお客様にとても人気の高い商品です。ユズの香りが口いっぱいに広がり、宮ゆずの滋味が一層甘さを引き立てます。
- 商品:太陽スライス
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床井柚子園の香り高い高品質な宮ゆずを、アカシアのはちみつで漬けた商品です。
ゆずをスライスして柔らかく煮ていますのでそのまま食べても良いですし、ヨーグルトと一緒に味わったり、レモンと同じように紅茶やお酒に添えていただいたり、様々な楽しみ方ができる商品です。
赤羽いちご園
宇都宮市小倉町の赤羽いちご園では四十八アールの畑で、二つの品種をほぼ半分ずつ生産しています。主力の品種は、甘みと酸味のバランスがいい「とちおとめ」と、大粒でまろやかな甘みが特長の「スカイベリー」。
竹粉を発酵させたものを土壌に加え、いちごを常に健康な状態に保っています。また、肥料の質と量、タイミングをシステムで管理し、全てのいちごが甘くなるよう栽培しています。甘い香りが漂うビニールハウスでは、赤く熟したイチゴが丁寧に収穫されています。
- 商品:いちごようかん・とちおとめコンポート
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摘みたてのとちおとめをたっぷりと使用し、新鮮なままに素早くコンポートに仕上げました。
とちおとめの形がそのまま残っているので、豊かな風味と果実の食感、甘みとほどよい酸味を存分に味わうことができます。
- 商品:芳醇スカイベリーようかん(梵天いちご)
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いちごの王様 大粒のスカイベリーを贅沢に使用した羊羹です。
芳醇な香りと自然な甘みをお楽しみいただけます。